乳腺炎

乳腺炎の症状


乳腺炎は大きく3つに分けられ、それぞれ症状は異なります。

自宅でケアすることもできますが、まず乳腺炎であるかどうかの診断を病院で受けてください。

出産をしていない方でも乳腺炎を発症し、場合によっては外科的手術が必要になるケースもあります。





急性うっ滞性乳腺炎(急性停滞性乳腺炎)

初産の方は乳管が狭いので発症しやすいと言われています。

症状

・乳房全体に発赤が出て腫れて硬くなる
・痛みを伴うしこりができる
・微熱が出る

急性化膿性乳腺炎

出産してから2〜6週目に出やすい症状です。

症状

・高熱が出る
・乳房に激しい痛みと腫れが出る
・全身に震えと寒気が出る
・炎症が治まった後、膿瘍ができて外に膿が出ることがある

乳輪下膿瘍

女性ホルモンや出産・授乳に関係のない病態です。

症状

・乳輪の下にしこりが出来て、膿が何回も出るようになる

乳腺炎の症状が出たら

乳腺炎はしこりができるので、乳がんでは?と心配になる方もいるかもしれませんね。

症状が出たら、外科、婦人科、産婦人科、母乳外来で診察の上、治療するようにしてください。
急性化膿性乳腺炎や乳輪下膿瘍の場合は膿を出すために切開することもあります。

乳腺炎は脂肪分の多い食事などが影響して発症することもありますから、低カロリーの食事(和食など)を摂るようにしてください。



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