乳腺炎

乳腺炎の治療法(治し方)


病院で乳腺炎と診断されたら次は治療に入ります。

乳腺炎の症状次第では、様子見の時期を持ち、冷湿布を貼る程度でそれ以上特に何もしないケースが結構あります。

では乳腺炎の治療法について見ていきましょう。





乳腺炎の治療法・治し方

◆急性うっ滞性乳腺炎の場合

乳房を温めてマッサージをした上で、飲み残しの母乳はすべて搾乳で出し切ります。

母乳を出し切れていないうっ滞性乳腺炎の治療をしていて、もし細菌感染すると今度は化膿性乳腺炎を発症して膿瘍ができてしまうことがあります。

乳首を常に清潔に保つ為に、乳首の消毒は必須です。(授乳の前後)


◆急性化膿性乳腺炎

膿瘍ができている場合には、膿を注射針で吸引するか膿が入っている袋を切除する方法を取ります。
うっ滞性乳腺炎、化膿性乳腺炎共に治療の基本として抗生物質と消炎鎮痛剤を使います。


◆乳輪下膿瘍

乳輪の近くに膿を持ったしこりが出来て、何度も膿が出るようになります。
治してしまうためには、膿を完全切除・陥没乳頭の形成手術が必要です。

食生活の見直しが必要となる場合も

どのタイプの乳腺炎も高カロリーの食事が悪影響を与えてしまいます。
乳首の清潔さを保つことと、甘いものなどを控えた食生活は乳腺炎を大きく鎮めてくれます。

また、ストレスや疲労も乳腺炎を起こしやすくしたり悪化させますから、自分なりのストレス発散法も身につけておくといいでしょう。



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