乳腺炎

乳腺炎に、しこりは付き物


乳腺炎を発症すると、乳房にしこりができます。

急性うっ滞性乳腺炎であれば、ちょっと触れただけでも激痛が走るしこりができますし、乳輪下膿瘍という慢性化した乳腺炎であれば、痛くて硬いしこりが乳輪の下側にできます。

乳腺炎にしこりはつきものなのです。





乳腺炎と乳ガンの関係

乳腺炎が乳ガンに移行することはありません。

しかし、乳腺炎を慢性化させてしまうと膿瘍ができてしまって切除をしなくてはいけなくなります。

・発熱(微熱または高熱)
・触っただけでもかなり痛みがあるしこり(またはカチカチの硬いしこり)
・乳房の発赤


これらの症状が出たら病院を受診して、前述の膿瘍があるかどうかの検査を行うようにしましょう。
膿瘍というのは、どろっとした液状の膿で、一度出来てしまうと切除をしなければ何度も再発します。

乳ガンの可能性もある「しこり」

乳腺炎によってできるしこりは、特に治療をしなくても小さくなっていくことがほとんどです。
(しこりが大きければホルモン療法を行います。)

ここで一つ気をつけないといけないことがあります。

乳腺炎が乳がんになることはまずありませんが、しこりがガンであるケースがあるということです。
あまりないことですが、安心する為にも検査をすぐに行うようにしましょう。



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